#きょうだい育児#上の子#寝かしつけ#大声

怒り相談

赤ちゃんがやっと寝た瞬間、上の子が大声で歌い始めました。怒鳴ってしまいました。

何度も静かにしてと言っているのに、わざと大きな声を出しているように見えます。怒鳴ったあと、上の子も我慢しているのかなと罪悪感がきます。

相談者:さやかさん(37歳)/会社員・育休中。夫、4歳の娘、生後4か月の息子。夫は出張が多く、赤ちゃんの睡眠が崩れることへの焦りが強い。

パフも一緒に怒ってみた

心の底から言いたい。声なき声で全力で叫ぶ「静かにして」のつらさよ

やっと寝た。よし、今度こそ寝た。と思った一秒後に、上の子が元気いっぱい歌い出す。いや今!? なぜその声量を今ここで!?って、心の中ではもう絶叫です。 何回「静かにして」と言っても届かず、最後は自分がいちばん大きな声を出してしまう。静かにしたかっただけなのに、この矛盾よ。怒鳴ったあと、赤ちゃんより先に自分が泣きたくなります。

赤ちゃんを起こしたくないなら、まず声の大きさだけ伝える

赤ちゃんが起きそうな場面では、親の頭の中に「また寝かしつけ直し」が浮かびます。だから、歌っている理由まで聞こうとすると、焦りが先に爆発しやすい。 まずは上の子を赤ちゃんから少し離れた場所へ誘って、「歌いたかったんだね。ここでは小さい声にしよう。続きはリビングで聞かせて」と伝える。気持ちは受け取る。でも今すぐ変えてほしい行動は、声の大きさ一つだけに絞ります。 上の子も、赤ちゃんを困らせるために歌っているとは限りません。長い説教を始めるより、場所を変えたほうが早い夜もあります。

ひとことカード

そのまま使えるひとこと

(赤ちゃんから少し離れた場所へ誘い、声を落として)歌いたかったんだね。ここでは小さい声にしよう。続きはリビングで聞かせて。

言わないほうがいいひとこと

「お姉ちゃんなんだから」「悪い子」。声量の話を、役割や人格へ広げない。

怒鳴ったことは謝っても、寝室のルールはそのままでいい

落ち着いたら、上の子に「さっき大きな声で言ってごめんね。赤ちゃんが起きそうで焦った」と話します。親が謝るのは、強い声で言ったことについてです。寝室で小さい声にしてほしい、というお願いまで取り下げなくて大丈夫です。 そのあとで、「歌いたかったの?」「聞いてほしかった?」と、上の子の気持ちも聞いてみます。きっと本人にも理由があるし、理由らしい理由がないこともあります。ただ楽しくなってしまっただけ、という日もあります。 怒鳴った夜は、親のほうも落ち込みます。でも、そこで全部失敗にしなくていいです。親の言い方はあとから直せるし、寝室のルールもまた伝え直せます。

今日の持ち帰り

  1. 「寝室は小さい声」と、止めたい行動だけを短く伝える。
  2. 手が出そうなほど怒りが強ければ、安全を確認して数歩離れる。
  3. 怒鳴ったことを謝り、歌いたかった理由と別の場所を本人に聞く。

参考にした資料

参考にした資料を開く

この記事は、アンガーコントロール資料と関連研究を参考にしています。

  1. [1] Dunsmore, J. C., Booker, J. A., & Ollendick, T. H. (2013). “Parental Emotion Coaching and Child Emotion Regulation as Protective Factors for Children with Oppositional Defiant Disorder.” Social Development, 22(3), 444–466. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24187441/

やってられんぬパフの一言

静かにしてほしい時ほど、家族全員の声が大きくなる。静けさは逃げ足が速い。

やってられんぬパフとは?

妊娠したら思考回路がショートした、二児の母でありワーママ。育児がわからなすぎてアンガーコントロールとチャイルドコーチングの講師資格まで取得。それでも毎日が反省会。

もっとちゃんとパフを知る