怒り相談
公園から帰る時間なのに、子どもが逃げ回ります。毎回最後は怒鳴っています。
「あと一回」を何回も繰り返し、捕まえようとすると笑って逃げます。下の子も泣き始め、もう優しくできません。
相談者:ひとみさん(36歳)/自営業。夫、4歳の息子、1歳の娘。夕方は一人で二人を連れて帰る。
パフも一緒に怒ってみた
ただ家に帰りたい。それだけなんだよこっちは。。
こっちはただ家に帰りたい。夕飯を作って、お風呂に入れて、寝かせたい。ただそれだけなのに、子どもは「あと一回」と言ったあと笑顔で逃走。なぜ帰宅だけでこんなに体力を使うのか。 下の子は泣くし、親の頭にはこのあとの予定が全部並んでる。子どもには今の遊びしか見えていないと分かっていても、追いかけているうちに夕方の余裕はきれいになくなります。
「最後の一回」は、本当に最後の一回にする
「あと一回」と言ったあとで二回、三回と延長すると、子どもには「粘れば増える」が残ります。親も、自分で決めた終わりが守れず、さらにイライラすることになります。 帰る少し前から知らせて、最後の遊びを具体的に選んでもらう。「滑り台一回か、ブランコ十回。どちらかが終わったら帰ろう」と伝え、終わったら説明を増やさず出口へ向かいます。 泣かずに帰ることが目的ではなく、決めたところで帰ることが目的。毎回きれいに終わらなくていいんです。
ひとことカード
そのまま使えるひとこと
(出口のほうへ体を向けて)まだ遊びたいよね。最後は滑り台一回か、ブランコ十回。どちらかが終わったら帰ろう。
言わないほうがいいひとこと
守れない『あと一回』を何度も更新すること。親子ともに言葉を信用しにくくなります。
抱えて帰った日も、帰宅できたなら失敗ではない
帰り道で泣き続けたり、抱えて帰ったりしても、その日が失敗だったわけではありません。親も疲れているし、子どもも切り替えの途中です。毎回きれいに帰れなくても、それだけで全部だめにはなりません。 落ち着いた時間に、「最後を自分で決めたかった?」「帰るのが嫌だった?」「もっと遊びたかった?」と一つだけ聞いてみます。理由を全部当てなくても大丈夫です。 次回は、最後の遊びを選ばせる、帰る時間を見えるようにする、帰り道のお楽しみを一つ作る。変えるのは一つでいいです。笑顔で手をつないで帰れたら最高。でも、抱えてでも家へ向かえたなら、その日もちゃんと終わっています。
今日の持ち帰り
- 帰る前に予告し、最後の遊びを数で見えるようにする。
- 終わったら説明を重ねず、安全な方法で公園を離れる。
- 帰りにくかった理由を一つ聞き、次回の方法を一つだけ変える。
参考にした資料
参考にした資料を開く
この記事は、アンガーコントロール資料と関連研究を参考にしています。
- [1] Besemer, S., Loeber, R., Hinshaw, S. P., & Pardini, D. A. (2016). “Bidirectional Associations Between Externalizing Behavior Problems and Maladaptive Parenting Within Parent-Son Dyads Across Childhood.” Journal of Abnormal Child Psychology, 44(7), 1387–1398. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26780209/ [2] Hendry, A., et al. (2022). “Development of Directed Global Inhibition, Competitive Inhibition and Behavioural Inhibition During the Transition Between Preschool and School.” https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34811852/ [3] Molitor, A., et al. (2024). “Enlisting Toddler Cooperation Through Structure and Autonomy Support.” https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39403829/
やってられんぬパフの一言
公園から家まで、帰りたい親には長く、帰りたくない子には短い。道って気分で伸びるんだね。
やってられんぬパフとは?
妊娠したら思考回路がショートした、二児の母でありワーママ。育児がわからなすぎてアンガーコントロールとチャイルドコーチングの講師資格まで取得。それでも毎日が反省会。
もっとちゃんとパフを知る